フリーランス協会について【2018.12.13】
国内にフリーランス協会と呼ばれる組織が存在するのをご存知でしょうか?
正式名は一般社団法人 プロフェッショナル&パラレルキャリア ・ フリーランス協会というものですが、通称フリーランス協会と呼ばれているのです。この協会は2017年1月26日に設立されたもので国内市場におけるフリーランスの増加から今後フリーランサーが発展するために発足された協会となっているのです。
■フリーランス協会の活動内容
このフリーランス協会によりますと同協会は国内のフリーランスの調査研究やフリーランスに関する情報発信、イベントの開催などを手掛けているとのことでフリーランスの事業やキャリ形成の支援、労働環境改善に向けた政策提言なども行っているようです。
■この会員になると得られるメリットについて
フリーランス協会は年間1万円の会費を支払いますと会員になることができます。会員はフリーランス賠償責任補填が自動付帯になる保険が付与され、所得補償保険に任意で加入することも可能になるのです。フリーランスの場合元気で能力があれば自在に収入を増やすことが可能となりますが、最大のリスクは健康を害したり事故にあったりした場合で所得補償保険に任意でも加入できるのはかなり大きなメリットといえます。
またWELBOXと呼ばれる福利厚生サービスも自動付与され、商品が安く買えたりサービスが割引になるといったインセンティブがつくことになります。
ただ、年間1万円ですからそれほど大きな福利厚生にはなっていないのが現状です。
ただこの会費はクレジットカードなどでの決済が中心で領収書が出ないといった課題は残されているようです。
まだはじまったばかりでこれからに期待
いまのところはじまってから2年も経っていないわけですから、内容の充実はこれからということになるのでしょうが、こうした協会や団体組織ができることはフリーランスで働く人たちの支えになることは間違いありませんし、ひとつの大きな塊として認識されれば社会的な認識や評価も高まることになることから、今後の活動の拡大が期待されるところです。また共済保険のような形で参加者がより相互に支え合うことができるようになると収入保障のレベルももっと上がることになるでしょうし、改善余地はまだまだありそうな状況です。
政府と損保が組んでフリーランスに失業保険が受けられるようにするといった動きもあるようで、状況は想像以上に大きく変化しそうなところに差し掛かっているようです。それだけにこうした協会に加入者が増えて大きなムーブメントになることはフリーランスにとってかなりプラスに働くことになりそうです。
組織に属さない生き方はこれからの社会では本流になる可能性も
これまでは働くというととにかく何等かの組織に属することが当たり前となってきたものですが、社会構造が変わり、人口減少や高齢化が進む中にあってはフリーランスのような自在性の高い働き方をする人が国内でもこれまで以上に増えそうな状況です。とくに女性の社会進出にあたっては既存のフルタイム勤務とは別の形で労働参加できるフリーランスはその市場を大きく拡大していく可能性が十分にあり、今後ますます注目されることになります。
そんな中にあってフリーランスの団体や共に懇親したり情報供給ができるような組織は今後ますます重要になることが考えられ、既存のフリーランス協会以外にも同様の組織が多く設立されて活性化されることが非常に期待されるところです。
社会の変化に伴って働き方が多様化するのはもはや当たり前の時代であり、既存の労働慣習を大きく覆す形が実現してもなんらおかしくはないところに差し掛かっていることを国民全体が認識しなくてはなりません。
コンサル案件.COMのプロジェクト案件例
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事例1
■案件概要
・大手保険会社プロジェクトPMOを支援
■求める人材
・コンサルファームでのPMO経験
・要件定義、大規模なシステム構築経験
・保険関係の知識(尚可)
■勤務地:
・東京
■予算
・120万〜150万/月 -
事例2
■案件概要
・外資系事業会社の事業計画作成支援
■求める人材
・戦略系コンサルファームでの経験
・事業計画書作成の経験
・英語ビジネスレベル
■勤務地:
・都内
■予算
・〜130万/月
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事例3
■案件概要
・SAP導入プロジェクト
■求める人材
・SAPシステム導入の基本設計の経験
・クライアントとのコミュニケーション
・英語ビジネスレベル
■勤務地:
・都内、地方(大阪、名古屋など)
■予算
・〜150万/月 -
事例4
■案件概要
・製造業におけるシステム構築の要件定義
■求める人材
・システムの要件定義、基本設計、開発の経験
・テスト計画書・移行計画書の作成経験
・パワポ等のドキュメント作成が得意な方
■勤務地:
・都内
■予算
・〜100万/月